モートン病、足指の付け根の痛み

モートン病の症状

足の指の間、特に第3、4指の間のしびれ、 痛みなどの様々な神経症状が出現します。
特に多く痛みを感じるのは歩いているとき。歩いている最中に蹴り出す動作、つま先立ちのような状態の時に足指付け根に鋭い痛みを感じることが多いです。
差し込むような痛み、焼けるような感覚、ひりひりとした感覚などが症状として現れます。

モートン病の原因

ハイヒールをいつも履く人、中腰の作業が多い人、40代以上の女性も注意が必要です。足の裏にはアーチがありますが加齢とともに筋肉がゆるみ、アーチがなくなってしまうことにより痛みを発症してしまうこともあります。ハイヒールだけでなく合わない靴の着用によって趾の部分がきついなど、足が前にずれていってしまうことによって足の前側へ負担がかかり、モートン病を引き起こす場合があります。また、靴だけが原因ではなく体の歪みのせいで歩行時の正しい体重移動ができなくなることもモートン病の一因となり得るのです。

モートン病　病院での治療

モートン病の治療は保存療法と手術療法の２通りがあります。
保存療法は安静にする、ハイヒールなど靴の見直し、インソールの使用、薬物療法(痛み止め・湿布）神経ブロック療法などがあります。保存療法を行い3ヶ月経過してもモートン病の症状が改善しなければ、手術療法を検討されるそうです。

モートン病の整体

モートン病は直接神経を圧迫していますから、まずその圧迫を軽減させる事が大切です。その圧迫は足関節からくる足底筋群への負担の増加ですから足関節を整えることが大事です。
足関節だけがズレて起こっている方や、体幹がズレて足関節に負荷が余計にかかり、
モートン病になってしまっている方も多いです。
痛い場所だけの施術では一向に改善されませんので骨盤調整、脊柱を修正し膝関節、足関節へとモートン病の根本原因にアプローチしてゆきます。

明日大切な試合がある方、保存療法でなかなか良くならず早く改善してほしいと言う方、なかなか病院や接骨院へ通っていても良くならない方はどうぞお早めにご予約ください。

モートン病の改善のために

重心を整える

かかと側に重心がある場合、足の指が浮いてしまい親指で体重を支えられなくなってしまいます。そのため他の指（ノートン病の場合には３指、４指）に負担がかかり痛みの原因となってしまいます。崩れている重心を整えるために、足以外にも身体全体を整えていきます。

機能性を重視した靴へ

女性の方は特に先細りはヒールの高い靴を履くことが多いと思いますが、痛みが出ている場合には靴は見た目より機能性を重視しましょう。ヒールの高い靴は低い靴に、革靴はスニーカーになど先ずは変えてみることも大事です。
信頼のおけるシューフィッターがいれば、自分の足に合った靴を作ってもらうのが一番安心です。

モートン病の予防

ご自身でできる対策は、足の後ろ側の筋肉を優しくゆるめるストレッチです。軽度の足底筋膜炎やモートン病はこれで改善する方もいます。

①フラットの床に足を伸ばして座ります。
②胸とお腹を太ももに寄せます。
③膝の裏の上下の筋肉が気持ち良い程度で３０秒キープします。
10秒程度休憩して３回同じことを繰り返します。
症状によって日に何でもトライしてくだい。
※気持ちよくストレットをするのが目的です。強くやっては逆効果です。両足交互に行ってもOKです。
足の指に手を入れてやり、足首を回してあげることも良いです。扁平足の方はアーチが本来あるべき箇所を青竹踏みをしても良いですが、やることによって痛みが悪化するのであれば、やめておきましょう。

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