ストレートネックとは

偏頭痛や首、肩の痛みの原因となっているストレートネック。本来、人間の頸椎は自然な状態では少し前側に弯曲しています。これを「生理弯曲」といいます。ですがその生理弯曲が何らかの原因でまっすぐ気味になっている状態をストレートネックと呼ばれています。最近はスマートフォンの利用時に顔が下を向く機会が非常に増え、頭痛・肩こりで悩む人が増加したことによりスマホ首なんて言われることも増えてきました。
上記の絵は右が通常で左がストレートネックの状態を表現しています。ストレートネックの状態を見てみると、頭部の中心線が背骨より前に来ています。この状態は４キロ～７キロある頭の重みを首の筋肉で支えなければいけないため、このような状態が続くと慢性的に首や肩に負担がかかってしまうため、頭痛、首痛、慢性肩こり、耳鳴り、難聴、うつなどのトラブルを引き起こします。

ストレートネックこんな方が注意！

１日5時間以上デスクワークをする
ノートパソコンを良く使う
スマホで一日1時間以上画面を見ている
左右、顔を向ける範囲が狭い
首を後ろに倒すと痛みや違和感がある
座っているとよく肩や首がこる
疲れると頭を締めつけられるような頭痛
姿勢が悪い、猫背になっている
子供の頃の習い事は「習字 or そろばん or ピアノ」をやっていた

3個以上当てはまった方はいませんか？
そんなあなたはストレートネックになっている可能性が高いです。

下向きでスマホ使用時は要注意

最近はスマホの利用が増えることにより、首・肩の筋肉に更なる負担が増しています。

良い例と悪い例を見くらべてみると、悪い方はスマホの位置が下にある為、頭を下げないと画面を見ることができません。このような状態が長時間続くことで、首の血流が悪化し、肩こり、頭痛など不調の原因となってしまいます。スマホの位置を気をつけるだけで肩の負担やストレートネックの原因を減らすことができます。

ストレートネックと肩こりの関係

人間の首の骨は頭の後ろから前にかけて緩やかなカーブを描いています。
ですが、そのカーブが無くなり真っすぐになっている状態のことをストレートネックといいます。
緩やかなカーブがあることにより頭の4~5キログラムの重さの負担を減らしているのですが、スマホ首の状態になることによって首・肩の筋肉の負担が大きくなります。そのため筋肉が硬くなって血行不良が多くおこり、寝ている間も筋肉が硬いせいで疲労物質が流れきらずに朝を迎えます。
夜寝る前よりも、目覚めた時の方が身体が重いのはそのためです。
疲労ばかりが蓄積して人よりも疲れやすかったり、肩コリがひどくなるのです。

肩こりは肩自体が原因なのではなく、頭から首、首から肩へとつながっている筋肉に負担が余計に掛かることで筋肉が更に硬くなり、本来なら柔らかいはずの筋肉が元に戻れずに、筋肉内で血行不良が多く起こることで痛み、慢性的な肩こりの症状に繋がっていきます。

ストレートネックの原因

スマホの長時間使用やパソコン使用時に背もたれを全く使用せず、顔が前に出ている状態が続くことが原因になります。その状態が続くことでより一層、首周りの筋肉が硬く成り過ぎて血行不良となりストレートネックである「スマホ首」となります。
ストレートネックになる方の傾向としては、小さい頃にピアノをやっていた、
そろばんなど、習字など下を向く時間が長かったなど、子供の時に下をむいて作業していた方は既にストレートネック予備軍です。

病院での一般的なストレートネックの対処は?

頭痛・肩こりなど病院でレントゲンを撮った時、「首が真っすぐだね」「ストレートネックだね」とお医者さんに言われることがありますが、それ自体について対処はありません。頭痛や肩こりに対する痛み止めや、緊張を和らげるような薬をもらったり、湿布をもらったりすることはあります。

ストレートネックを放っておくと

上半身の重さを常に骨筋肉への負荷に繋がってしまい首の筋肉の疲れから、肩こり、猫背により背中の起立筋が拘縮してしまい、積み重なる上記の負荷で、寝ても回復できない身体となって吐き気、毎日の頭痛、など酷い症状になる方も見えます。病院で色々検査をしても一向に原因が分からず、精神疾患と言われてしまう方もみえます。
たまたま精神的に弱っていたら、ご自身もそうなのかもと思われてしまいます。
吐き気がする、突然気持ち悪くなる方の原因は首と背中の筋肉に原因があるかもしれません。

ストレートネック予防法は？

ほとんどの方がイスは使っていても、背もたれを全く使用していない方がほとんどです。椅子に座るときは、背もたれに背中をあずけてください。まずは背もたれにしっかり上半身の重さを預けてください。スマホを使用するときは頭をしっかり下げずに、脇をしめて、持っている手を多少上げて下さい。目線が水平が目標です。

～既につらい症状でお困りの方へ～
夏場であれば、冷凍庫にある小さな保冷剤を使い、手が届く範囲で硬くなった筋肉を冷やしてあげてください。首肩の凝りがひどい箇所に30秒程度当てては移動を繰り返してみてください。
夏場でも湯船に浸かることは必須です。
夏は33度、冬は39度程度のぬるま湯に10分から20分。炭酸入浴剤を入れて五日間連続で浸かるのが循環不良には有効と言われています。
ジムなどで体を動かすと硬直した筋肉が動くきっかけになり、そのことで弛緩してゆくこともある為、散歩、ジョギングなどの軽い運動は良いですが、筋トレはオススメしません。
首、肩が硬くなっている状態で筋トレをしてしまうと、より筋肉が硬くなって血行不良が増し、痛みも後々増してしまうことがあります。
首コリ、肩コリは決して筋力がないから、筋肉が足りないからではありません。
このような対処法を試しても良くならない、という方は整体で身体を整えていくことが必要です。お困りの時は当整体院へご相談ください。

名古屋健康回復院の整体

当整体院は優しい力で、ストレートネックになってしまった首を整体していきます。ずれてしまった頭の位置や、猫背なども一緒に全身のバランスもみていきますので、再発もしにくい身体に変化していきます。安心してください。当整体院では、ストレートネックの首を力で矯正することは決してありませんよ。
首はデリケートな部分ですので、整体で急激に変化を与えてしまうと頭痛や吐き気など他の不調が出てしまうことがありますので、少しずつ時間を掛けながら優しくストレートネックに矯正をかけていきます。不安なあなたも大丈夫です、ストレートネックはしっかり整えることが出来ます。

首を正しい状態にすると

ストレートネックによるつらい症状でお困りの方へ

ストレートネックが原因の頭痛・肩コリ・首の痛み、寝違え、吐き気などで多く来院されました。あきらめないでください！良くなった方がたくさんいます。
生まれつきだから…と諦めてきた慢性肩こり・頭痛の方も沢山来院されました。

ストレートネック、スマホ首に当てはまらない方でも、肩こりは筋肉が過度に硬くなり過ぎることで頭のポジションや骨格の歪み更なる血行不良からきていることが多いので、しっかり正しい位置に調整すると肩の痛みが軽減し肩こりが無くなり、再び肩こりが起こりにくい身体へとなっていきます。

↑LINEで予約の方はこちらをタップ