有痛性外頸骨症

有痛性外頸骨症

有痛性外頸骨症

有痛性外頸骨症とは足の裏の内側面の痛みが出る病相で、小中学生に多くでますが、まれに成人でも捻挫や疲労をきっかけに痛みを伴うことがあります。

土踏まずがない偏平足の方が非常におおく、足底のアーチがない為に
衝撃が吸収できず、バレーやサッカー等のスポーツ障害の一つになっています。

有痛性外頸骨の痛みがでている箇所は、舟状骨と言って、船のような形をしていることからこの名前がついています。

舟状骨が過剰に大きくなり、通常より飛び出している訳ですが、
痛みを伴わない方も一割弱ですが、相当数お見えになります。

この舟状骨に付着している筋肉は後脛骨筋といって、足首を内側に曲げたり、サッカーではインサイドキックで主に使われる筋肉です。

有痛性外頸骨になる原因

後脛骨筋の過緊張とされるのが一般的ですが、それだけではなく、
根本原因は腰回りの筋肉が硬いからです。

腰回りの筋肉が硬いために、本来なら動作をする時に腰回りの筋肉が多くの仕事をしてくれるのですが、硬い筋肉は動作を行える遊びがないために、他の非力な筋肉に負荷が過剰に掛かることになります。

この繰り返しによって、この非力な筋肉が血行不良となり痛みの原因物質が多く放出され、スポーツをしていない時までも痛みが持続してしまうようになります。

有痛性外頸骨の予防改善方法

ご自宅で出来ることは、

  • 踵をドンドン音を立てて歩かない。
    フローリングでは顕著に大きな音がします。注意してあげましょう
  • 足の後ろ側のストレッチ
    アキレス腱伸ばしも含めて、長座で足の指の方へお辞儀をして軽くストレッチをするのですが、三十秒ほどキープして両足三回ずつ無理のない程度で行う。
  • 痛みが酷い時はアイシング
    ずっと冷やす訳ではなく、熱感がなくなればOKです。
  • 緩消法をおこなってみる
    こちらは腰回りの硬い筋肉を緩める方法です。

健康回復院の有痛性外頸症の施術

外頸骨に付着している筋肉だけでなく、ある特定の筋肉をしっかり弛緩させます。

腰回り以外にも、主に緩消法を施して、筋肉の弛緩をおこないます。
痛みを伴わない施術ですので、小さなお子さんには最適な施術です。

試合が近いなど緊急を要する場合は一泊して二日間施術を受ける愛知県以外の遠方の方もお見えになります。

名古屋はもちろん名古屋地域以外の方からも多く来院がありました。
有痛性外頸症とオスグッドの成長痛の膝の痛みがある子も割合的な多いです。